国土交通大臣認定 不燃液等の薬剤を使用しない準耐火仕様外壁板
材 種 | ヒノキ・スギ(岐阜県産) |
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等 級 | 上小節(節は表・裏面ともパテ充填) |
塗 装 | 無塗装 |
押 縁 | タテ張りと下見板張りに対応 |
厚 さ | 30㎜ |
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働き幅 | 120㎜・150㎜(見え掛かり寸法) |
ヒノキ | 120×30×3,000 150×30×3,000 120×30×4,000 150×30×4,000 |
ス ギ | 120×30×2,000 150×30×2,000 120×30×4,000 150×30×4,000 |
外部内部 | QF045BE-1424(1) |
QF045BE-1424(2) |
QF045BE-1424(3) |
QF045BE-1424(4) |
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主構成材料 | 部位 | 凡例 | 寸法・仕様等(単位㎜) |
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柱 | 構造用製材・集成材(JAS)105以上×105以上 等 | ||
間柱 | 製材・集成材(JAS)30以上×105以上 等 | ||
外装材 火バリ | ① | 岐阜県JAS製材品等供給・利用推進組合製品 | |
外装下地用構造用面材 | ② |
構造用合板・構造用パネル(コンパネ)(JAS)厚さ 12以上 モイス・フレキシブルボード厚さ 12以上 ダイライト厚さ 12以上 等 |
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柱間充てん断熱材 |
グラスウール 厚さ100以上 密度10kg以上 ロックウール 厚さ100以上 密度10kg以上 |
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内装材(認定番号(1)(2)の仕様) | ④ | 強化石こうボード 厚さ15以上 ひる石入り(GB-F(V)) | |
内装材(認定番号(3)(4)の仕様) | ⑤ | 石こうボード 厚さ12.5+12.5以上 | |
内装下地用構造用面材 (認定番号(2)(4)) |
③ |
構造用合板・構造用パネル(コンパネ)(JAS)厚さ 9以上 パーティクルボード厚さ 9以上 ケイ酸カルシウム板厚さ 9以上 等 |
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外装側胴縁 | 製材品・集成材等 9以上×45以上 | ||
外装下地材 | 透湿防水シート |
※主構成材料表は一般的なものを記入しているため、その他については認定書・施工要領書をご確認ください。
45分間加熱・消火後、板全体に炭化層が見られ、柱への影響はなかった。
変形本実加工板 (ヨコ張り用) |
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下見板加工板 (下見板張り用) |
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本実加工板 (タテ張り用) |
木材なのに 燃えないとは? |
木材と合板の「燃えしろ設計」を採用して開発しました。不燃液を含浸させるなどの薬剤処理は一切していないムクの板です。 |
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割れや 反りは? |
岐阜県産のヒノキやスギの上小節を使用しています。厚さ30mmで含水率15%以下を加工しているため、割れや反りは生じにくくなっています。 |
板の継ぎ目の 仕口は? |
特に指定はありませんが、火が入らないこと、板の厚さが30mm以下にならないことに留意してください。 |
長持ちを させる方法は |
「火バリ」はカンナをかけたままの無塗装品です。木材保護塗料を塗り、3~5年ごとに塗り直すことをおすすめします。 |
仕上げの 種類は? |
原則、プレーナー仕上げですが、焼スギ仕上げやラフソーン仕上げもあります。 |
「火バリ」以外 の板は |
防火規制区域の軒裏に使える厚さ30mmの板などを扱っています。 |
入会や講習会 は必要? |
認定書どおりに「火バリ」をご利用頂ければ、受講などの条件はなく、自由にお使い頂けます。 |
「火バリ」の構成素材及び仕口は、認定書記載事項以外に変更はできません。
「火バリ」は県土の82%が森林の「木の国岐阜」から生まれたエコロジーな板材です。
手つかずの豊富な木材の需要を広げようと岐阜県木材協同組合連合会が開発しました。
「火バリ」の需要が増えれば、森林が手入れされるようになります。
森林は活性化し、CO2の削減や土砂災害を防ぎ、地球温暖化にも貢献することになります。
大臣認定保持者 岐阜県木材協同組合連合会
岐阜県JAS製材品等供給・利用推進組合
〒500-8358 岐阜市六条南2丁目12番20
http://www.juntaika.jp
Email vividgif@basil.ocn.ne.jp
木材がゆっくり燃える長所を積極的に利用した木材の外壁材です。厚いか太い木材は火災にあっても、1分あたり1mm程度しか燃えません。すなわち、厚さ30mmの木材は30分以上燃え抜けず、木材裏面の温度が100°Cを超えないので、下地の構造用合板やせっこうボードと組み合わせると45分以上燃え抜けない外壁ができます。山の木が太く育ってきた、今の時代だからこそ実現できた外壁と言えます。懐かしくて、新しい木材の外壁材を使った建物を、都市で、郊外で増やして下さい。 安井 昇
Noboru Yasui
1968年京都市生まれ、東京理科大学大学院(修士)、積水ハウスを経て、1999年桜設計集団一級建築士事務所設立。2004年早稲田大学にて博士(工学)取得、2007年日本建築学会奨励賞(論文)受賞。
現在 桜設計集団一級建築士事務所代表、早稲田大学理工学研究所招聘研究員、東京都市大学非常勤講師、NPO法人team Timberize副理事長、NPO法人木の建築フォラム理事。
専門は、木造設計・木造防耐火